• 導入事例

武蔵野赤十字病院様/就業管理システム STORK.NaVi

武蔵野赤十字病院

武蔵野赤十字病院様は、東京都武蔵野市に位置する日本赤十字社東京都支部設置の医療機関です。救急医療、がん医療、周産期医療の領域で診療密度の高い医療を提供するとともに、地域医療連携を推進し、災害時には救護班を派遣する重要な役割を担っています。(ご担当者様:人事課 古屋様)

導入背景

複数システムと紙運用からの脱却、働き方改革への対応と業務効率化の実現へ

導入前は、出退勤打刻(A社システム)と勤務表管理(S社システム)を別々のシステムで行っており、データ連携がリアルタイムでないなど、運用上の課題を抱えていました。

また、実務においては、毎月約1,000件にのぼる休暇申請を紙で受け付け手入力していたほか、全職員約1,500名分の勤務状況を印刷して配布・確認するなど、多くの手間と時間を要する業務が常態化していました。

2019年の働き方改革関連法への対応が迫る中、これらの課題を抜本的に解決し、より効率的で正確な就業管理を実現するため、システムの刷新を決定。
複数のシステムを比較検討した結果、貴社の「STORK.NaVi」を採用しました。

導入のプロセス

既存システムでは困難だった法改正対応と、実績に裏打ちされた信頼性

システムの更新を検討する中で、「STORK.NaVi」の導入を決定した決め手は、以下の3点です。

  1. 数多くの赤十字病院への豊富な導入実績
    医療現場、特に赤十字病院特有のニーズを深く理解したシステムであるという信頼感がありました。
  2. 既存の人事給与システムとのスムーズな連携
    すでに導入済みであった貴社の人事給与システムとシームレスに連携できることで、業務の一貫性と効率化に大きく貢献すると考えました。
  3. 他社と比較して優れたコストパフォーマンス
    機能性と信頼性に加え、導入費用を抑えられる点も大きな魅力でした。

これらの理由から、当院が抱える課題を解決し、将来にわたる安定した運用が見込めると判断し、導入を決定しました。

導入後の効果

ペーパーレス化による劇的な業務効率化と、働き方改革の推進

「STORK.NaVi」の導入後、特に以下の点で具体的な成果を実感しています。

  1. 休暇申請の電子化により、月1,000件の手入力作業を完全撤廃
    従来、紙で受け付けていた膨大な量の休暇申請が電子化されたことで、手入力作業が完全に不要になりました。特に夏季休暇時期の負担が大幅に軽減されました。
  2. 約1,500名分の勤務状況確認(紙配布)が不要に
    職員自身がシステム上でリアルタイムに勤務状況を確認できるようになったため、毎月行っていた全職員分の勤務表の印刷・配布・回収・確認という一連の作業がすべてなくなりました
  3. 有給休暇取得状況の可視化で、管理業務と問い合わせが大幅減
    職員が自身の年休取得日数や残日数をいつでも確認できるため、人事課への問い合わせが大幅に減少。管理側としても、取得状況の把握が容易になりました。。

これらの効果により、人事課の業務負担は劇的に軽減され、創出された時間をより付加価値の高い業務に充てられるようになりました。

感想

安心の実績とサポートで、短期間でのスムーズな移行を実現

契約から約半年での本稼働というタイトなスケジュールでしたが、大きな混乱もなく導入を完了できたのは、貴社の的確なご支援と豊富な導入実績に裏打ちされたノウハウの賜物だと感じています。旧システムからのデータ移行や、人事給与システムとの円滑な連携が実現できたことに、大変感謝しております。

また、STORK.NaVi導入後は、データ連携が円滑に行われるようになり、導入によって業務の質と効率が向上したと感じています。

改善を期待するポイントとして、職員数が多い部署の勤務表を表示する際に、表示に少し時間がかかる場合があります。今後さらにスムーズな動作になることを楽しみにしています。
また、働き方改革対応バージョンについては、テック情報と当院での運用解釈に差異があり、現在調整を進めています。

働き方改革関連の機能については、より円滑な対応をお願いできれば幸いです。

他団体や企業に対して

「STORK.NaVi」は、特に私たちのような医療機関の複雑な勤務形態を深く理解した、コンパクトながら機能性の高いシステムだと感じています。

貴社の人事給与システムと連携させることで、勤怠管理から給与計算までがシームレスに繋がり、人事部門の業務は大幅に効率化されます。全国の赤十字病院で多くの実績があることも、安心して導入できる大きな理由です。他の医療機関様にも、自信を持ってお勧めできます。

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