徳島市様は、徳島県の東部に位置し、吉野川とその支流がつくり育てた三角州に発達した人口約24万人の県都です。阿波おどり、人形浄瑠璃、藍染・阿波しじら、木工製品、すだちなど、徳島の風土と歴史が育んだ個性的な文化を有しています。
徳島市は「地方公共団体情報システムの標準化に関する法律」の成立を受け、住民記録システムなどの基幹系業務システムについて、標準化基準に適合したシステムへの移行を進めているところであり、数年かけて国が指定した基幹系業務システムはガバメントクラウド上での運用を行う予定になっています。今回、業務システムの運用環境等を担う共通基盤システムの整備を図ることで、維持管理コストの削減や新たな市民サービスへの対応を目指すことになりました。
主な改善点や成果は次の通りです。
ガバメントクラウド上にモダン化されたシステムで構築されており、コスト面での効果が出ていることを実感しています。DR環境も構築しており災害対策にも寄与できたと感じています。また、既存システム(メインフレームほか)の改修を最小限に抑えることがでたことで移行リスクの低減にもなったと考えます。
本市の標準準拠システムへ移行することで考えられていた課題等を十分に理解した上で、最適なシステム構築をしていただきました。特に、懸念していたマルチベンダー間のデータ連携についてもスムーズに行うことができています。

